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11歳の少年ブロガー

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レオ君と言う凄い少年が居る。その少年は11歳にして「マックル」というApple系のブログを主宰する大人顔負けのブロガーだ。そんなレオ君が、僕ら夫婦に直接会いに来てくれた時の話。

レオ君と遭遇

僕ら夫婦が休日に出かけていた時、レオ君が突然Twitter「会える?」と声をかけてきてくれた。

僕ら夫婦は11歳ブロガーというインパクトと「レオ」という名前から勝手にレオ君に注目していたので、まさかレオ君の方から会いに来てくれることになるとは思わなかった。早速会うことが出来たレオ君は、屈託の無い笑顔が素敵な、まさに「少年」という容姿の可愛らしい男の子だった。

僕らは夫婦揃って人見知りなので、11歳の少年とどう接していいか分からず、内心ドギマギしていたのは内緒だ。レオ君は「僕も人見知り」と言っていたが、どうだろうか。ただ、自ら知らない人に会いに行くその行動力、アグレッシブさはずっと持っていて欲しいと思う。

カフェでブログトーク

レオ君とはちょっとの間だったが、ブログやiPhoneの話題で盛り上がった。そんな話題で盛り上がれる事自体が凄いと思うし、話す内容もこっちがビックリするほどしっかりしていて、僕等が11歳を舐め過ぎだったのかレオ君が凄いのか、よく分からなくなる。レオ君は、僕等に「Twitterって凄いよね。こうやって実際に人と会えるんだもの」と目を輝かせて語ってくれた。デジタルネイティブ恐るべし。

僕の11歳の頃と言えば、PCも触ったことがあるか無いかくらいで、もちろんMacなんてロゴを見たことがある程度だった。因みに僕が11歳だったのは1996年。調べてみたが、1996年は初代ポケモンが発売された年だ。当時はプレイステーションニンテンドー64といったハードも登場し、ゲーム全盛期と言ってもいいくらいの時代だった。ポケモンは僕もプレイしまくっていたはずだし、ゲームが僕のガジェット好きへの入り口だったが「ガジェット」なんて言葉は聞いたことも無かった。

そんな僕等にとって、2001年生まれの彼の全てが新鮮に思えるのも無理はない。子供の順応性に「驚いたー」と言っていてもきりがないし、そもそもレオ君は子供扱いしてはダメな気がする。とは言え僕はここぞとばかりにレオ君に質問をしてしまった。僕ら夫婦は楽しかったが、レオ君も少しは楽しんでくれただろうか。

そして僕がレオ君に会って一番驚いたのは、その礼儀正しさだ。カフェに入ろうものなら、先に走って行って席の確認をしてきてくれたし、人並みに遠慮もする。そして何よりも必要以上にしっかりとしたお礼が言える。そして言いたいことはズバッと言う性格は、聞いていて清々しいくらいだった。大人相手だからという部分を差し引いても、なかなかここまではできるもんじゃない。というか、最近ではレオ君の足も元にも及ばないくらいの恥ずかしい大人も多い。そういう大人を前にすると、彼は何を思うのだろうか。

おわりに

あの年齢でガツガツ知らない人に会いに行くという姿勢は、聞いただけだと少し心配になってしまうものだけど、直接会ってみてそれが取り越し苦労だと分かった。自分も男だし、男の子なんてものは放っておいても勝手に成長するものだろうとも思うが、正直レオ君は感動すら覚える利発な男の子だった。

こうやって書いている時点で、僕はレオ君を子供扱いしてしまっている嫌な大人なんだろう。でも直接言うとなんか恥ずかしいし、お世辞を言っているみたいなので、あえてここに書くことにした。これからブログを通じてもっとたくさんの大人に会うであろうレオ君。彼の未来が、実りあるものとなりますように。

▼また会おう!
@Lionvenさん・@Liovenessさん夫妻ににちゃっかりお会いしてきました! - マックル

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