コンビニで売っている「for iPhone 5変換コネクター」を買ってみた

僕は普段からiPadやiPhoneを充電するのにLightning Micro USB アダプタを持ち歩いています。

Apple Lightning - Micro USBアダプタ MD820ZM/A

普通のLightningケーブルは持ち運ぶには長すぎるので、市販の何処のメーカーとも知れないマイクロUSBケーブルとセットにして、無くさないためにUSBケーブルからはあまり外さないようにしていました。

独自規格の罠

ところがある日、そのLightningアダプタを家に忘れて出勤。運悪く、その日は仕事が夜通し続くことが確定していて、iPhoneの充電がもたないのは確実でした。会社の人間に借りてもいいけれど、流石に夜通し借りているわけにもいかない。何度も頼むのも気が引けるし（こんな時Apple独自の規格ってなんのためにあるのかな？ と思ったりします）。一瞬悩んだ末、以前見かけた以下の二つのブログ記事のタイトルが脳裏をよぎりました。
コンビニで販売されている、アリスティのMFi ライセンス取得micro USB ー Lightning変換コネクター「AiD03K for iPhone5変換コネクター」をチェック | アクセサリ | Macお宝鑑定団 blog（羅針盤）

コンビニで買える！ microUSBをLightningコネクタに変換する「for iPhone 5変換コネクター」を試す | NANOKAMO BLOG

コンビニへ

早速会社近くのローソンへ行ってみるとありました。ありました。上記のブログを拝見した時は、確かすでに純正のMicro USBアダプタを持っていたので買うことになるとは思っておらず、「コンビニでも発売されるんだ」くらいに思っていましたが、いざ必要となるとありがたいものですね。人間携帯の一つや二つ電池無くても死にはしませんけど。ましてや職場なので屋内だし。ネット環境もあるし。

…でも僕には今後のことも考えて、これを会社用に常備していようと考えたのです。はい。これで忘れることも無くなる。あとは買うだけ、とパッケージに手を伸ばして少し静止する僕。パッケージにはこう書かれていたのです。

「充電専用」 

あぁ、充電専用で1200円もするのか。と思った僕は貧乏性です。そういえば上記のブログにもそんなことも書いてあった気がするなと思いつつも、結局必要なので買いました。その時はそんな気もしましたが、純正のUSBアダプタが1800円くらいなので、どちらかと言えばリーズナブルな気もしますよ。

▼買ったのはこれ。

▼「充電専用」である事を示す「POWER ONLY」の文字。

▼iPadもiPhoneもブラックなので、純正よりさり気なく使えるのが地味に嬉しい。

▼Apple純正のUSBアダプタとのサイズ比較。

こうやって見るとかなりデカく見えますが、どちらもかなり小さいので気になるサイズではないです。今回僕が購入した「for iPhone 5変換コネクター」はセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスで買えるそうです。そういえば最近コンビニではこの「inG.」というマークの製品が多く置いてあるような気がします。僕がこれを買ったローソンには他の類似品は無かったようですが。

検証

こうして難を逃れた僕。でもまだやることが残されています。上記の二つのブログではこのアダプタを使って充電以外にデータの転送ができるかどうかのテストをしているのですが、Macお宝鑑定団さんでは転送できる。NANOKAMO BLOGさんでは転送できなかったと、同じ製品な筈なのに結果に違いがありました。元々「出来ない」という前提で売られているものなので、同期が出来ればラッキーくらいに思っています。急にデータの転送したくなる事もないし、常に持ち歩く鞄には純正のアダプタを持っているので問題ないかと。

そして検証の結果、僕の買ったアダプタではデータの転送は出来ませんでした。そして当然ですが、テザリングによるインターネット共有も出来ませんでした。記載通り充電オンリーです。純正品のアダプタもネットでの価格が安かったりするので、急遽必要になる場合を除いて、あまり必要性は感じないですね。

ただ、必要なときにコンビニに行けば売っている事を知っているだけで、何かと安心感はあります。