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理想のiPadケースを考えてみた

iPad miniを買ってから、いやiPadを初めて手に入れてからというもの、僕はケースについて悩んでいました。「なかなか理想のケースというものが無い」と。僕の求める理想のiPadケースを考えてみました。

従来のiPadケース

iPad miniが登場してからは、iPadケース売り場にはサードパーティー製のブックタイプのもケースが増えたように思います。ブックタイプのケースは見た目の可愛さと持ち運びやすさを兼ね備え、スタンドにもなるためいいのがあれば欲しい。ただ革製のものも多いので、なかなかおいそれと買い換えるような値段じゃないものが多い。

恐らく次に多いのが、純正スマートカバーが取り付けられる背面のみをカバーするタイプがあり。スマートカバーが付けられない背面カバータイプと、スリーブタイプ。他にも特殊なギミックで縦置き、横置きどちらにも対応したものもあります。探せば他にも特殊なケースはたくさんあると思いますが、基本的にスタンダードなのはこの辺りでしょうか。

▼ブックタイプ
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▼背面ケース(スマートカバー併用タイプ)
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▼背面ケース(スマートカバー非対応タイプ)
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▼スリーブタイプ
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▼縦置き対応タイプ
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因みに僕が最初に買ったのはスマートカバーと、スマートカバーと併用できる背面ハードカバーでした。ブックタイプのカバーはかわいいし、純正のスマートカバーとブックタイプのどちらを買うかどうか最後まで悩みました。実際、Kindle Paperwhite用に購入したブックタイプのカバーはとてもは使いやすいし、見た目もいい。

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ただブックタイプにするときに忘れてはいけないのが、スタンドが縦置きに対応していないということ。僕の場合縦置きは横置きと同じくらい使う頻度が高い。本を読む時やWebを見る時にも縦持ち(置き)の方がしっくりくることが多いし、横置きで使うにしても、スマートカバーの角度がちょうど良くないこともある。

あまり横持ちで使うことがないKindleではよくても、iPadでスタンドが横置きだけに対応しているのはやはり気になる。中には上記にもある回転式のギミックで縦置きに対応しているケースもあるようですが、あまり見た目が良いと思えるものがなく、結局いつまでも納得のいくケースに出会えないでいるわけです。

理想のケースを考えた

「スマートカバーは外せるからいいじゃないか」と思われるでしょう。でもスマートカバーは外すとくっつける部分が無防備になってしまう(実際僕はその外している時に実際に軽く傷を付けてしまったことがあります)。しかもスタンドを別に用意しなくちゃいけない。背面カバータイプにしたとする。でに画面は守れない。iPadが入るサイズの鞄のポケットに入れる? 別にスリーブケースなどを用意する? 結局カバー以外でフォローしなきゃ行けないんですよね。

そして、横置きにしか対応していないケースが多すぎる。そう考えるとどれもこれも中途半端だ。納得できない。僕が求めるiPadケース。それはディスプレイを守り、背面も側面も守り、デザインに妥協することなく、縦横関係無く使えるスタンドを備える。そんなケースだ。

▼そこでこんなケースを考えてみた。
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名付けて「ハードスリーブケース」です。恐らく誰にも伝わらないんだろうなー(笑)
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ハードスリーブケースは、簡単に言えば柔らかくないiPad用スリーブケースというイメージ。シルエットこそ似ていますが、上で紹介した回転式のケースとはケースとスタンドになる部分がくっついていないというところが一番の違いです。ケースは本体である「スリーブケース」と、iPad専用の「背面ケース」の2つのパーツで構成されていて、専用の背面ケースを付けたままスリーブケースに収納できるようになっています。外箱付きの本をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれない。

移動中電車の中などで使う場合、スリーブケースは鞄に入れっぱなしにすることを想定。そうすることで、移動中に使う時はフタが邪魔になることもなく、スタンドを別に持ち歩く必要もありません。そして室内では、移動中には使わなかったスリーブケース本体がスタンドに変身。ケースがスタンドになることで持ち運ぶ時にかさばらないし、背面ケースとスタンドが別々のパーツなので、最小限のギミックで横置きと縦置きに対応できます。

鞄の中に入れておくときは、全方位完璧なガードが可能。まさに一石二鳥も三鳥も可能にする究極のiPadケースなのです(僕の頭の中では)。 

おわりに

と、夜のテンションでありもしない理想のケースについて長々と語ってみましたがいかがだったでしょうか。現在僕はハードケースとスマートカバーを併用し、更に可動式のスタンドを持ち歩いたりしています。

こういった妄想グッズを製品化する方法はないものか。自力でなんとかできればベストなんだけれど。あぁ、製品デザインに携わってみたい。