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Pogoplug Series 4を買ってみた

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WordPressへブログを移行し、難しい!と格闘している間に、去年注文していたPogoplugの新機種Series 4が到着しました。

Pogoplug Series 4を購入に至るまで

去年の12月15日。既存のPogoplugユーザー宛にクラウドエンジンズ社からセールのDMが届きました。新製品Pogoplug Series 4」を発売! 既存ユーザーへの割引なんと40%OFF! 通常$99.95のところを$59.95で新型Pogopluが買える!? しかも送料も無料!「これは買わいでか!」とすぐにメールに記載されたアドレスへジャンプ。何故僕が即決したか。それは僕が既にPogoplugユーザーで、Pogoplugが無くてはならないものと感じているからです。この気持ち、Pogoplugユーザーになら分かってもらえるはず。そんな魅力的な製品Pogoplugがどんな機器なのかは後述するとします。

いざ注文

メールから飛んだWebページはPogoplugの公式サイト、クラウドエンジンズ社の通販ページ。なんどか試してみましたが、どうやらメールに記載されたページからでないと割引は適用されないご様子。Pogoplug自体は日本語に対応してはいるものの、通販ページは日本語に対応していないのが現状です。先ずは、普通に必要事項を記入してみる。進めない……。どうやら日本発送には対応していないようだ。寧ろ、通販ページで通貨を円にすると割引が適用されない。もしかすると円にすれば普通に発送してくれたかもしれない……。でもそれでは意味が無いので、今回はその辺の検証はしませんでした。

考える。とりあえずAmazon.comアメリカのAmazon)を見にいってみる。メールがきた時点で、既にアメリカでは発売されていたらしく。当然Amazonでの価格は定価でした。また、考える。何度か通販ページで試行錯誤してみて無理そうだったので、その時は諦めることにしました。そもそもメールは英語だったし"日本ユーザーは対象外"だったのかもしれません。それでもPogoplug Series 4はとても魅力的。「日本で販売されたら買おう」と思いました。

Pogoplugというマシン自体は普通に一台あれば事足りるものです。ですが今の僕の自宅環境においてPogoplugはとても重要な役割を担っています。これがあれば、iPhoneiPadにファイルを取り込むこと無く、そして容量すら気にすること無く、写真や動画、その他のファイルを全て詰め込んだ「ケーブルレスの外部ストレージ」として使えます。もちろん、記憶容量に若干心細さを感じるMacBook Airからでも、Windowsからだって同じようにアクセス出来るのもメリットです。僕は持っていないので分かりませんが。Android用アプリを使えばもちろんAndroidでも同じように使えます。

そんな中でも僕がおすすめしたいのはiPhone/iPad」×「Apple TV」×「Pogoplugという組み合わせ。これが個人的に現在最高の組み合わせなのです。そのへんに付いてはまた別の記事にでも書こうかと思います。

Pogoplugとは

Pogoplugアメリカのクラウドエンジンズ社が販売する、自前のUSBメモリやハードディスクを繋ぐだけでそのデバイス自宅サーバにできてしまう製品。自前で用意さえすれば、幾らでも容量を増やしていけます。容量も自前なら、送信ファイルの容量制限もありません。しかもセットアップはHDDやUSBメモリを接続するだけ。月額でスペースを借りて使う普通のクラウドストレージサービスとは全く違った形の、パーソナルなクラウド環境を構築できるのです。

またPogoplugは、ローカルネットワーク上にあるので。ローカルネットワーク内にあるPCでは普通のストレージデバイスとして認識させることができます。その為、大容量のファイルだとしてもファイルをアップするのにさほど時間もかかりません。そしてローカルネットワーク内にあるPS3Xbox 360といったゲーム機での再生にも対応しているので、リビングでテレビの大画面を使って写真や動画を楽しむ事もできる。PCをつけっぱなしにしなくても、いつでも自分のファイルにアクセスできます。また、僕の持っているPogoplug Proより後に発売されたPogoplug Mobileからは、その名の通りモバイルデバイス向けに特化した製品になっています。

iPhoneiOS5から搭載されたiCloudのフォトストリームのように自動でiPhoneの写真をアップロードする機能などモバイル機器の外部ストレージとして良さそうな機能も追加されています。その「Pogoplug Mobile」に搭載されたUSBポートやSDカードスロットにSATA / USMポート加えた新製品。それが今回注文しようと考えたPogoplug Series 4なのです。

従来のPogoplugは既存のデバイスと繋ぐ時に必ず本体のUSB2.0ポートを経由します。

その為、USB転送速度がファイルを開くスピードにダイレクトに影響するので、ファイルを読み込むのはそこまで速くはないのです。それがUSB3.0になったらならどんなに速いのか。更にSATAで直結すればとどんなに快適なのか。気になって夜も眠れません。これは間違いなく、買い換えるに価する進化だ。これは諦められない!と、再度購入を決意する僕。

再度購入を決意

わーっと夢中になって調べたPogoplug Serise 4。どうしても無理なら諦めるしか無い。日本で買えるようになったらいずれ買おうと思いましたが。調べれば調べるほどやっぱり欲しい。そして惜しい。ここで頭を過ったのが海外転送サービス。そうだ、こんな時こそ利用しなくては! と早速調べました。割引の期限は21日まで! まだ間に合う! と色々調べてみて、いくつか同様の転送サービスがあることが分かりました。何処にするべきか迷いましたが、今回利用したのは「HopShopGo」というPayPalの提供する海外転サービス。日本語に対応しているのが有難い。

HopShopGo(ホップ・ショップ・ゴー)

海外転送サービスHopShopGoは2種類のサービスがあります。ひとつはHopShopGoが購入から転送まで代わりにやってくれるBuyForMe。もうひとつは自分で買い物をし、HopShopGoにユーザー登録すると貰えるアメリカの住所へ荷物を発送。荷物が到着したら転送してくれるShipForMe。BuyForMeは手数料が掛かる分ShipForMeよりは割高になるそうです。自分で買って転送だけしてもらうだけでよかったので、今回僕が利用したのは、ShipForMe。HopShopGoは基本的にログイン後に専用のショッピングパネル(ブラウザで別ウインドウが起動)に購入するショップのアドレスを入力して。ショッピングパネル内に表示されたサイトで買い物をし、決済が完了したら発送をHopShopGoのアメリカの住所にする。これで荷物はHopShopGoへ届きます。

ただここでひとつ問題が。Amazon等の基本的なショップは最初からショッピングパネルから選択するだけで良いのですが、Pogoplugのユーザーとして割引を適用したまま、ショピングパネルでの転送が可能かどうかが難しい所でした。実際試しにHopShopGoのショッピングパネル内でPogoplugの通販サイトを表示させようとしてもリダイレクトされてしまう。何度やっても手続き中に割引が適用されない状態に。う~んこれでは意味が無い。Amazonで買った方がましだと再び諦めかけました。そもそもPogoplugが転送サービスで利用できるかどうかが分からない。

そこで、ふと使っていたブラウザを変えてみたところ、なんとすんなり先へ進めました。割引も適用されたまま。後はアメリカの住所を入力し、注文を確定。支払いまでスムーズに進みました。ここで思わぬ誤算が生じます。

思わぬお年玉

最初注文を決意した時の計算では「$60」 + 「$35」= 「HopShopGoの送料込みでだいたい定価前後になる」との予想で注文したのですが、なんと実際請求された送料「$5.12」。配送料が10%引きになるというセールは最初に説明があったのですが、何度計算しても、クーポンコード割引とやらで$30近く割引が発生する。なんだ? 何なんだ? クーポンなんて使ってねぇぞ!? と不安になる僕。冷静になってこのクーポンの正体を探る。

実はこれHopShopGoの「ホリデークーポン」とやらで、"期間中に先着何人まで送料が割引される"というのキャンペーンだったようです。いや、焦った。年末割引という事なんでしょうか?  これのおかげてPogoplugの割引の恩恵をダイレクトに受けられる結果に。思い切って買って良かった!! それからすぐにPogoplugからのメールが入ったので、ドキドキしながら確認する。内容は「在庫が切れてるから入荷次第発送するよー」という連絡でした。HopShopGoへの発送は問題なくみたいで一安心!

もうひとつ気になる点があったのですが、HopShopGo上で僕が注文した通販サイト名がリダイレクト中の謎のアドレスになってしまっていた事。荷物をアメリカ住所に送るという事はアメリカの住所で受け取る人がいると考えると、実際に購入したサイト名とHopShopGoに登録されてしまった謎のアドレスが一致しないという理由でちゃんとアメリカの住所に届かないのではないかと心配しました。

結果は特になんのトラブルも起こらず無事荷物はHopShopGoの住所へ到着しました。発送してから到着までの時間がえらい長かったのはアメリカが広いからでしょうか。HopShopGoから荷物が到着したとのメールがあり。そのメールにはなんと、伝票をPDFにして添付してくれていました。Pogoplugのロゴ入り伝票を見てきちんと届いたことを確認できました。これは親切な配慮ですね。

転送

そして、最後の工程転送です。「HopShopGo」では海外転送で余計な費用を抑える為に複数の荷物をまとめて再梱包もしてくれるらしいですが。今回は荷物はひとつなのでそのまま即転送を選択。無事発送されたとのメールあり。その発送確認メールには伝票番号があったので、配送はDHLであると分かりました。個人輸入も昔ゲームを買った事があるくらいだったので、DHLがどんなところか分からずちょっと調べてみると、あまり評判が良くない……。まぁ個人向けの配送業者じゃないからではないかと思いますが。

荷物がDHLで発送されたのが12/31日。

時期が時期だけに、動きがあったのはされたのは1月の5日から。到着予定1月11日。海外輸入なんてこんなものかーと思いましたが。そういえば昔ゲームを買ったときは日本のアマゾン並の速さで来た気がする。この差はなんなんだろう…

到着

そしてついに1月11日。荷物は予定通り到着したようです。でも配達時間に不在だった為に受け取れず。その後困ったのは、DHLのサイト。配送状況は確認できても、再配達の依頼をする事ができない。調べてみると、再配達は電話のみだそうです。とりあえず再配達の依頼は諦めて帰宅後伝票を確認すると、何故か佐川急便にバトンタッチしていました。あとは佐川に再配達の時間を指定し。無事翌日受け取る事ができました。

注文から実に22日後の到着です。不慣れな個人輸入で色々ありましたが、勉強にもなりました。そして無事Pogoplug Serise 4を格安でゲット!

 

これがついに届いた『Pogoplug Series 4』。箱ボッコンボッコン。

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次回はPogoplug Serise 4の開封です。