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アップルストア銀座に並んで、発売日にiPhoneを手に入れるまでの長い一日

アップルストア銀座に並び、発売日にiPhone 5sを無事ゲットしました。

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アップルストア銀座に並ぶ

並んでいる間は、前後の人とすぐ打ち解けることもできたし、探せば知り合いもたくさんいたので話題に事欠くこともなく。暇で時間が経たないということもない楽しい時間を過ごせたと思います。アップルストア銀座ならではの一体感、達成感、感動の共有というちょっとクセになりそうな魅力もあり、毎回ならんでいる人の気持ちが少しわかりました。

時期的にも暑すぎることもなく寒すぎるということもなかったので、「ちょうどいい気温ですね」、「また並んでしまいそう」なんて話で盛り上がったりもました。でも、本当の試練は開店後に訪れたのです。

本当の試練

並んでいる間は時間があったので色々と書きましたが、何よりも大変だったのその後。整理券を手に入れて確実に手に入ると分かってからの待ち時間でした。8時の開店後、受付が始まったと思った矢先にaudocomoのシステム障害が発生。順調に思えた列の動きはピタリと止まり、そこにジリジリと照り付ける陽射しが体力を奪う。その日はたまたま気温の高い“夏日”だったそうです。

アップルストアの店員さんが日傘やお水を配布してくれたことは感動的でしたが、徹夜明けの疲れと眠気が襲うこの環境はとても辛いものでした。

不運

個人的に不運だったのは、ここで予想していなかった突発的な避けられない仕事が入ってきたことです。せっかく徹夜で手に入れた整理券を無駄にはできない。でも仕事を断る訳にもいかない。そこでアップルストアの店員さんに整理券の有効期限を確認し、一か八か列を抜けることにしました。「戻ってきたところで全員が受け付けできるか保証はできません。勿論当日受け付けできなかった場合、整理券は無効です」と言われ悩みましたが、選択肢はひとつしかありません。

そのまま一旦帰宅して仕事を済ませ、銀座に戻るのに3、4時間かかりました。再びアップルストア前に戻って来た時、時刻は17時を回ろうという頃でした。勿論一緒に並んでいた人たちは既にiPhoneを手に入れた後で、僕は再び最後尾に並ぶことに。

ついに店内へ

最後尾近くにいたアップルストアの店員さんに「整理券を持っているので最後尾に並びなおしてもいいか」と事情を説明すると、なんと並ばずに店内に通してもらえました。恐らく外に長蛇の列を作っていたのは、audocomoのシステム障害が原因で待たされている人達だったのでしょう。

とにかくここから更に数時間待つことにならなくて良かった。もちろんこれは整理券を配っていた“アップルストア”だからできたことで、お店によっては整理券の配布が無かったりします。24時間以上起きていることによる睡魔に朦朧とする中、ぎこちない手つきの店員さんがiPhone 5sを持ってきてくれました。機種変なので特に大きく変更するプランはなく、比較的すぐに手続きは終わりました。

その後、二階のアクセサリ売り場に行き、液晶保護フィルムを探してみたのですが、何故かアンチグレアフィルムしか置いておらず、近くのビックカメラへ移動。とりあえずケースは5のを流用することにしたので、フィルムだけ購入し帰路に着きました。そうして、帰宅したのは20日の19時過ぎ。ほぼ丸一日を費やした、長い長い戦いがようやく終わりました。

終わりに

並ぶのは確かに楽しい。でも路上で何時間も待ちぼうけになるのはかなりしんどい。僕はしっかりした準備もなく、ほぼ思いつきで並んでしまいましたが、6時間の徹夜より、開店してからの数時間の方が想像以上に辛いものでした。今回のことで、中途半端に後ろの方に並ぶと痛い目をみるということを学びました。一度は並んでみたかったアップルストア銀座

その空気は確かに他と違うもので、「次はもっと早く並べばいい。リベンジしたい」という気持ちと、「一度はチャレンジしたのだから、もういいや」という相反する気持ちが湧いてきますが、次もオンライン予約がなければ、並んでいるかもしれない。もし次並ぶことがあるなら、前日の昼くらいから並ぶか、初日ゲットを諦め当日分の在庫を探すかのどちらかにしようと思います。

▼19日23時ごろの銀座。f:id:Lioven:20141120203357j:plain