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iPad Airファーストインプレッション

iPad Airを手に入れたぞー! と、いうことで2日遅れのファーストインプレッション。発売日に買うつもりはなかったのですが、気がつけば吸い寄せられるようにアップルストア銀座に並んでいた僕。

アップルストアにて

iPad Airを初めて見たのはiPad Airを買いに行ったその日。というか購入する時でした。買うことに迷いはなくとも、実機を見たことも触ったこともないのでドキドキです。

▼平日だし、順番に入店するので店内にはいつもより人が少なかった。f:id:Lioven:20141120022854j:plain

iPad Airと初対面! 衝撃の軽さ!f:id:Lioven:20141120022952j:plain

 ▼スマートカバーは毎回買っていましたが、なんとなく今回は買いませんでした。いい色があるじゃないかと思ったら、実は裏地の色だった。f:id:Lioven:20141120023038j:plain

Retina化したiPad miniにも魅力を感じますが、今回はAirの魅力が半端ない。購入後、近くの量販店に保護フィルムとケースを買いに行きましたが、容量の大きい128GBと64GBが予約受付中になっていたので、アップルストア銀座に並んだのは正解でした。

▼今回購入したのはiPad AirWi-Fiモデル、64GBのシルバーです。f:id:Lioven:20141120023237j:plain

実際に持ってみると想像以上に軽い。デザインもスタイリッシュかつ可愛らしいものになり、全く違うものを持っているような気にもさせてくれる。間違いなく過去最高のiPad。初代iPadを買って依頼、黒、白、白、黒ときたので、今回はシルバー(前面白)にしてみました。全てWi-Fiモデルで、今回もiPhoneのデザリングを活用するつもりです。

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iPad miniから、iPadに戻る理由

iPad miniを買った時、その絶妙なサイズ感に「最高のiOSバイスだ」と思ったものですが、実際に1年間使ってみて「iPadiPad miniの用途は全然違うんだ」と思うようになりました。当たり前のことなんですけどね。iPhoneと同じくらいiPadフリークな僕は、iPadも肌身離さず持ち歩きます。そうなると軽ければ軽いほど嬉しいのもので、iPad miniは待ちに待った“軽いiPad”でした。

ところが今年の7月から僕の通勤そのものが無くなったことで、突如重さの軛から解放され、僕の中のiPad miniの優位性が崩れます。同時に“紙を大量に消費せざるを得ない仕事”を家庭に持ち込むことになり、iPadを使ったペーパーレス環境が必要不可欠なものとなりました。ScanSnapスナップで自炊もするし、自分で作ったヘビーなPDFも頻繁に扱う。スキャンした書類の見辛い文字を拡大して見たいときなんかは、iPadが最適です。勿論全てiPad miniでできないことはないのですが、iPad2と同程度の性能なので仕事に使うには少し心細い。

「ならばiPad miniからiPadに買い換えよう」と思い立つまでに時間はかからず、僕は次期iPadを買うために9月の時点でiPad miniを手放しました。そして訪れたのは何年かぶりの“iPad無し生活”。もちろん無ければ無いで困ることはありません。Macもあります。でも同時に、公私共に活用してきたiPadは、僕にとって無くてはならないデバイスであると痛感する時間にもなりました。

おわりに

iPad Airが発表された時、僕はある言葉を思い出していました。「私たちは、最高のテクノロジーはその存在を感じさせないものだと信じています」これは、かつてiPad2か何かのプロモーションビデオで聞いたセリフ。そしてその言葉はこう続きます。「意識するのは、いま自分がしていることだけ、使っているデバイスは意識から消える、iPadはこの考えを完璧に体現しています」と。

実際にiPad Airを手に取った瞬間「このデバイスは“あの言葉”をさらに強固なものとする正当な進化を遂げたんだ」と思わずにはいられませんでした。Appleの描くビジョンは計り知れないものですが、iPad Airの登場は「軽いからいい」という単純なものではなく、更なるユーザー体験を僕らにもたらしてくれることでしょう。