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僕とiPhone

iPhone 3GS
iPhone 3GS / k14

ブログを始めたはいいが、何を書こう。やはりここは、iPhoneについて書いてみよう。 

因みに今現在僕が使っているのはiPhone 3GS。iPhone4が登場したので、一世代前のiPhoneということになります。

iPhone登場から今まで

僕が高校生だった頃、僕の年齢で触れられる最先端テクノロジーといえば携帯かゲーム機くらいのものだったので、引っ切り無しに携帯を機種変していました。ガラパゴスケータイ全盛期の頃のことです。親世代がポケベル。2つ上の姉がモノクロ画面のPHSを持っていて、僕が初めてケータイを手に入れられるようになった時のは、初のカラー液晶を搭載した携帯が登場し、auが出来たばかりの年でした。それから初のカメラ付きケータイ、おサイフケータイDOCOMOFOMAと、幾度と無く携帯を乗り換え、最終的には携帯電話への興味が薄れ、「電話とメールさえ出来ればいいや」と思うようになっていきました。

携帯を持っててもネットを閲覧する以外に、することも事なくなりました。そんな時に登場したのがiPhoneです2007年に始めて登場した初代iPhone。発売しようものならすぐにでも飛びつきたいところでしたが、その初代iPhoneの通信方式に対応できなかった日本での販売は無く、普通に手に入れることはできませんでした。そんな日本でもiPhoneを擬似的に体験させてくれるガジェットがiPod touch」でした。「これを買って我慢だ」 そう思って僕はiPod touchを手に入れました。初代iPod touchiPodの域を超えたガジェットで、十分過ぎるカルチャーショックを僕に与えてくれました。

ただ、このiPod touchを買ってしまったがために、2008年に日本で初登場したiPhone 3G我慢せざるを得なくなります。それから一年。初代から待つこと2年。2009年に待ちに待った3世代目のiPhoneiPhone 3GSが登場。その時の僕に迷いはなく、長くお世話になったdocomoを脱し、SoftBankで初めてのiPhoneを手に入れることが出来たのです。iPhoneを手にしてからというもの、僕はiPhoneの見せてくれる新しい世界に没頭し、夢中になりました。これでもかというくらい使い込みました。iPod touchも素晴らしい多機能デバイスでしたが、携帯電話としての機能を備えたiPhoneのポテンシャルはそんなものではなかったのです。

iPhone 3GSを手にして一年が経ち、更にその次の世代、マイナーチェンジだった3GSから一新したiPhone 4が登場しますが、またここで問題が発生。iPhone 4が発売されたのが2010年の6月、その間の5月iPadという衝撃を受け止めたばかりだった僕は、とてもiPhone4が買える状態ではありませんでした。3GSを持っている自分からすると絶対に買い替えるべき! というには微妙なラインのモデルチェンジだったのです。何度見ても惚れ惚れするデザインに、Retinaディスプレイの視認性の良さ。他にも色々あるけどやっぱり何よりデザイン良さ。魅力的すぎるデバイスなんですが、断腸の思いで今回はスルーする事に決めました。

そしてその後の僕は、Mac使う仕事をしていたことも手伝って、転げ落ちるかの如く「Apple信者」と言われるまでになってしまいます。正直僕は信者ではないし、そこまでAppleを心酔しているわけでもありません。Appleだから無条件に良いとは思うことはありません。ただ単純に「時代を作った」、「未来を変えた」という偉業を前にすると、尊敬の念を抱かずにはいられないのは確かです(因みに信者を自称する方を知っていますが、僕はまだまだ甘いようです)。

僕は元々「スマートフォン」なんて単語は知らなかったし(「PDA」や「Windows Mobile」なんかは知っていたし欲しかったが)、「BlackBerry」なんかも知りませんでした。だからこそ、知らなかったからこそ、スマートフォン市場の礎を築き上げたのはiPhoneだと肌で感じることが出来たのではと、思っています(それを成し得たのはタッチスクリーンの精度によるものが大きいと思うけれど、そもそもの一貫したハードウェアとOS、ソフトウェアの自社開発、提供という明確なビジョンがもたらすエコシステムを創り上げたAppleだから可能だった事だと思います)。

それタブレット端末にも言えることで、今の市場は明らかにiPadの影響を大きく受けていて、それ以降に登場したタブレット端末は全て何かしらの影響を受けているように思えます。デカイiPod touchだと揶揄された発表当初のiPadですが、今そんなことをいう人はいません。また、開発中と聞いていたGoogleAndroidがあんなにiOSiPhoneのOS)に似たインターフェースになるなんて僕は思ってもいませんでした。別に市場がどっちに傾こうが個人的にはどうでもいいことだけれど、スティーブ・ジョブズが表舞台から去った今、以前にも増してiPhoneとその市場が盛り上がりを見せてくれることに期待したいです。

そしてiPhone5

ここまで書いてみて、自分がいかに普段から文章を書かずに過ごしてきたか、いかに教養がないかがよく分かりました。そしてもしここまで読んだ人がいるならありがとうございます。見苦しい文章で申し訳ありません。最初に全体の構成を考えることが出来ないのがだめだなぁと反省。さて、iPhone 3GSを手に入れてから既に2年以上経過しました。当然1年は余裕で経過しましたが、iPhone 4登場以降あの素敵なボディの魅力に負けないようにするのが一番辛かったです。

 3GSに関しては寧ろ2年経った今でも現役で遜色なく扱えていることの方が驚きです。新型が毎年出てそれに魅了されなければもう1年は普通に使えるんじゃないかとすら思います。ですがその技術は確実に進んでいて、iPhoneは3GSのまま「iPad」「iPad2」と所持してきた僕はiPad2の速さを体感してしまっていて、3GSの挙動にちょっと心細い気がしています。iPhoneの魅力の一つは、単一のデバイスがローテーションしてリリースされることにもあると思います。

一世代前のデバイスであってもソフトウェアアップデートで機能が強化されていきます。アップデートに関しても共通したOSを使用しているので、旧機種をずっと使っていたとしても「新機種から1〜2世代前の機種なら新世代デバイスと同じ機能がバージョンアップで提供される」なんてこともあるからです。また、ご存じの通りiPhoneはケースやアクセサリが異常に充実しています。これは単一のデバイスだからこそ出来る充実ぶりです。それによって長く同じ端末を使っていても簡単に外観を変えられ、飽きが来ることも少ないです。

もともとiPhoneの機能に関してはアプリケーションでカスタマイズできるし、旧端末から新端末へのデータ移行も難しくないことや、一度買ったアプリケーションを端末に依存しないで何度でもダウンロード出来ることもiPhoneのメリットです。

おわりに

えー。ちょっと暴走気味の内容になってきましたが、まぁ気にしない。iPhoneの魅力を自分なりに語ってみましたが、iPhoneが大好きだからこそ、毎年の新製品発表は気になります。特に4を見送った僕は間違いなく、まだ見ぬ第5世代のiPhoneを買うでしょう。毎年の新作発表を前に、世界中のiPhoneユーザーが新製品についての噂で盛り上がります、リーク情報や画像、新製品の予想CG等が多く出回ったりします。それはまるで一つのお祭りのような、iPhoneの楽しみ方の一つでもあると思っています。

 そのAppleの新製品の公表は6月~7月が通例です。ですが、2011年の今年はまだiPhoneの新製品の発表がまだ行われていません。iPhone5と予想されるまだ見ぬiPhoneを世界中が首を長くして待っている。今はまさにそんな時期。すでに次のiPhoneに搭載されるiPhone用OS「iOS5」は着々と開発されていて、多くの新機能の発表もされています。その発表の際に次期iPhoneの登場は「秋」と発表されました。

今は9月。予想では今月末に新製品の発表があり、10月中には販売されるとされています。実際のところは分かりませんが、今月発表されることを祈って「3GS」を愛でつつ楽しみに待っていたいと思います。