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自宅オフィス化計画! 〜チェア編〜

自宅をオフィス化するにあたり、最も重要なのは椅子選びです。

 商売道具としてのパソコンを僕の“剣”とするならば、全身を預ける事になるワーキングチェアは“盾”といったところでしょうか。家族を守る戦いを続けるためにも、安心して身を預ける事が出来る相棒を手に入れたいものです。僕のこれまでの仕事は長時間会社に拘束されることが多く、同じ仕事をしている先輩方の中には痔や腰痛で悩んでいる方もいらっしゃいました。

今のところ腰痛に悩まされたりはしていませんが、いつそうなるかは分かりません。自分の身は自分で守らなくては。自宅の作業環境づくりなので、もちろん誰に気兼ねする必要もありません。好きなものを選ぼうと思います。

僕が欲しいワーキングチェア

いざ買うとなるとどういったものを買うか悩みますが、僕の絶対条件は“背もたれがハイバックタイプであること”です。“ヘッドレスト”や“肘掛”が付いているとなおよし。ネットでザッと探してみて気になったのはエルゴヒューマンというワーキングチェア。これは基本的に僕が求める全ての機能を備え、高機能チェアの中では比較的安価であり、ネットでの評価も高いようです。

http://www.ergohuman.jp/index.html

とはいえ、実際に座ってみないことには決められないので「何処かのショールームに行きたいな」と考えていた時、ブログ「No Second Life」の立花さんのエルゴヒューマン購入時の記事を発見しました。その記事はワーキングチェアのショールームに行って実際に座り心地を試してきたというもので、見ていると居ても立っても居られなくなり、実際に行ってみることにしました。

ショールームに行ってみた

立花さんのブログ記事にあったお店「ワーカホリック」は、高機能オフィスチェアに特化たセレクトショップ。“仕事中毒”という名前がかなりのインパクト。キャッチコピーは「高機能チェア国内最大展示のショールーム」と堂々たるもので、期待も高まります。

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▼広い店内にはたくさんのチェアが並べられていて、様々なタイプのデスクと合わせてイメージを掴むことができます。f:id:Lioven:20141121035256j:plain

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「まず実際に座ってみて好みのチェアを選んでみてください」と言われ、よくわからないまま座り比べてみました。でも座面の上げ下げやリクライニング以外のことがよくわらないので、お店の方にそれぞれの特徴、正しい座り方、選び方を教えていただきました。まず深く座って膝を90度に曲げ、足がしっかり床についた状態で膝裏に余裕が出来るくらいの高さに調整する。次に肘を下ろした自然な位置に肘掛の高さを合わせる。その肘掛の高さと、デスクの高さが近いのが理想の座り方なのだそうです。

実際に正しい座り方を意識しつつ僕の体格にちょうどいいデスクで試してみましたが、思った以上に楽にキーボードが触れる。デスクの高さってチェアの上げ下げでなんとかなると軽視しがちでしたが、結構重要なんだなーと実感しました。特に日本製のデスクと海外メーカーのチェアを合わせる時などは注意が必要かと思います。

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僕は椅子を決めた後にデスクを買う予定だったので、実際にワークスペースを再現したショールームはかなりありがたかったです。どんなデスクを買うべきか(主に高さ)も明確になりました。

実際に試してみて

様々チェアに座ってみて気に入ったのは、最初から気になっていたエルゴヒューマン。国内メーカーである“ライオン事務機”の”アイビートル”なんかも良いと思いました。アイビートルはエルゴヒューマンと同じくらいのリーズナブルなワーキングチェアで、2分割された背もたれがそれぞれ独立して固定出来るので、他のチェアには無い不思議なフィット感がありました。

 

リクライニングと連動して座面が前後するという機能が魅力の“オールスチール”のチェアが、ワーカホリック一周年記念セールでお買い得でしたが、ヘッドレスト付きの物が無かったので僕的には対象外。 

▼最大40%OFFというセールもありました。f:id:Lioven:20141121035327j:plain

 

因みに僕のチェア探しに付き添ってくれていた妻は、オールスチールの“Washington(ワシントン)"という、ホワイトハウスで大統領用に採用された99万の椅子でくつろいでいました。他にも、かの有名なアーロンチェアコンテッサなどの様々なチェアに実際に座ってみましたが、座り心地、機能面、コストパフォーマンスを考え、当初の予定通りエルゴヒューマン”を買うことにしました

Ergohuman PRO(エルゴヒューマンプロ)に決めた 

エルゴヒューマンのグレードは“ENJOY(エンジョイ)”“Ergohuman Basic(エルゴヒューマンベーシック)”“Ergohuman PRO(エルゴヒューマンプロ)”“Ergohuman PRO ottoman (エルゴヒューマンプロ オットマン)”とあり、座面のメッシュを通気性と座り心地を重視した“エラストメリック・メッシュ”と、発色が良く触りごこちも良いデザイン重視の“ファブリックメッシュ”2種類から選べます。

(レザータイプもありました)メッシュのカラーは、エラストメリック・メッシュ7種、ファブリック・メッシュ5種の全12色。最初は「エルゴヒューマンを買うならプロ オットマンにしよう」と思っていましが、実際に座ってみてオットマン(足を置く部分)の出し入れが意外と面倒だったことと、仕事中に使うものではないという理由で、ひとつ下のグレードである“Ergohuman PRO(エルゴヒューマンプロ)”エラストメリック・メッシュにしました。カラーはブラック

エルゴヒューマンプロは僕の望んだヘッドレスト付きのハイバックタイプであり、機能も操作性も申し分ない。特に腰の負担を軽減してくれそうなランバーサポート(腰パッド)が快適です。肝心の価格ですが、ワーカホリックの価格は基本的にネットと同等だったと思います。更にそこから10%OFFくらいにして貰えたので、なかなかお得に買えました。

おわりに

ショールームへ行き実際に試せたことで納得のいく買い物が出来ました。他のチェアもしっかり試したうえで決めることが出来たので迷いもありません。結局のところ、自分が何を重視するかですね。チェアも決まったことですし、これを起点に自分なりの快適空間を作り上げたいと思います。