1歳の誕生日

年明けの引越し準備、葬儀、法事、クリスマス、誕生日と、怒涛の如く過ぎ去った数ヶ月。気付けばお嬢（娘）も1歳です。悲しい別れもありましたが、お嬢がみんなを笑顔にしてくれた。お嬢のおかげで驚きと感動と幸せに満ちた一年でした。二人の祖父が亡くなり、娘が1歳を迎え、泣き、笑い、これまで以上に家族との絆を身にしみて感じられた年でした。これまでにないくらい血の繋がりを意識することとなり、否が応でも“生”を実感する年でもありました。

祖父との離別は辛く悲しいものでしたが、同時に感謝の念が強く強く湧いてくる出来事でもありました。そして葬儀や法事で帰省の最中、祖母や親にたくさんの写真を見せてもらいました。家族みんなの子供の頃の写真や若いころの写真をたくさん見せてもらい、誰が誰と似ているとか、昔のエピソードをここぞとばかりに聞かせてもらいました。本当ならもっと早くこんな時間をとるべきだったんだと思うのですが、娘がいる今だからこそ噛みしめる思いというのはあるものです。

僕は父になってまだ1年しか経っていません。でも娘にとっての1年はとんでもない軌跡の連続で、彼女にとってはそれが人生の全てなんだ。僕らの生きた証をたくさん残そう。娘と共に出来るだけ笑顔でいられる時間をもとう。そう思います。

2015年はもっともっと楽しい年にしたいです。ていうかなる。では、良いお年を。