新たなスタートに向けて

この度、務めていた会社の合併に伴い、会社勤めを辞め、在宅ワークのスタイルを取ることになりました。「フリーになります」と言えば聞こえはいいですが、元々個人事業主なので、職場が会社から家に変わるだけと言えばそれだけです。それでも5年間勤めた会社に席が無くなり、名刺やら社員証やらを返却したことで「今から外部の人間になるんだなぁ」という実感が湧いてきました。

数年前は自分が在宅ワーカーになる日がくるとは夢にも思いませんでしたが、今年子供が産まれるというこの時期にこうなったことは、本当に良いタイミングだと思っています。時間の融通が効くということは、これまで以上に自己管理能力が問われるということです。そういう意味では、元々時間にルーズな僕が在宅ワークに向いているとは思えない。とは言え僕もこれから父親になる身です。自分の腐った性根を叩き直す為にも、これは願ってもない環境と言えます。

長時間拘束される仕事であることが変わらないのであれば、在宅の方が時間が有意義に使えるというもの。何より妻が大変な時期に傍に居られること、子供が産まれた後に一番近くで見守れることと、楽しみもたくさんあります。これからは今まで以上に安定とは無縁の生活が待っています。（安定を享受したことなどありませんが）いつまで同じことをしているかは分かりませんが、今やれることに注力しつつ、家族と共に生き抜く力も蓄えていければと思っています。