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僕のガジェット史【携帯編】

Keyboard
Keyboard / jeroen_bennink

どうも、愛に生きるライオンです。今年の3月にMovaが終了した時、一度自分の持っていた携帯を振り返ってみたいと思うようになりました。

「mova」が3月31日にサービス終了、19年の歴史に幕 - ケータイ Watch

なんだかんだで朧気な記憶を辿り思い出そうとしていると、「携帯だけでなくアレもコレもまとめてしまおう」と思うようになり、この際だから記録に留めるつもりで全部振り返ることにしました。

僕のガジェット史

それ以外にも、僕に多大な影響を与えてくれたガジェット。基本はこのどちらかに該当するものをまとめたいと思います。あ、あと覚えている物。それをカテゴリーごとにリストアップしていく予定。まずは、当初の予定通りGadget好きのルーツとも言える「携帯電話」から。なので今回は【携帯編】です。

  • No.001【携帯編】
  • No.002【カメラ編】
  • No.003【PC編】
  • No.004【音楽プレーヤー編】
  • No.005【Apple編】
  • No.006【その他編】

僕が持っていた携帯電話

2000年/C401SA & パシャパ

ケータイ新製品SHOW CASE au C401SA

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via:au.kddi.com

僕の記念すべき初ケータイがこれ。そう、僕の初ケータイは「au」だった。懐かしい。僕が最初の携帯をauにした理由は、本当は「G-SHOCK」をモチーフにした「G'zOne」という携帯が欲しかったから。でも結果的に僕が「G'zOne」にしなかった。理由は「G'zOne」がまだモノクロ液晶だったのに対し、この「C401SA」が初のカラー液晶だったからと記憶しています。そして後にも先にも僕がauだったのはこの1台のみでした。

携帯電話機向けデジタルカメラ「PashaPa(パシャパ)」

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via:au.kddi.com

まだカメラ付き携帯電話が当たり前でなかった時代、「パシャパ」という別売りのカメラを取り付ける事で写真が撮れるのも、当時としては新しかったです。結局そんなに活用しませんでしたが。

2001年/N503iS

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ N503iS

03

via:nttdocomo.co.jp

僕の2台目にして初のdocomoケータイ。サブディスプレイこそモノクロですが、本体のデザインや画面の見やすさなど、C401SAと比べると格段に良くなってた気がします。これ以降も、docomoのケータイは「何だか過ごそうな機械的なものを持っている」という所有感があるのが良かったです。そしてこのN503iは、僕が原付に乗っている時にポケットから転げ落ち、後続車に轢かれるという最期をむかえます。「あっ」と思った次の瞬間には、後方で「ボンッ」という音と共に粉々になってしまいました。あれは悲しかった。

2002年/J-SH08

ケータイ新製品SHOW CASE J-フォン J-SH08

僕の3台目のケータイにして、最初で最後のJ-フォン機。そして初めての"カメラ付きケータイ"。今でも使われる「写メ」こと、「写メール」を最初に導入したのはJ-フォンでしたよね。前のケータイN503iがご臨終されてしまったので、急いでお金を掻き集めて買ったのがこの機種でした。他のメーカーと比べ、初期費用が安かったからJ-フォンに乗り換えることになったと記憶しています。当時は今みたいに5万も6万もしませんでしたしね。それでも、SDカードなどの外部記憶装置のなかった時代なので、電話帳復旧は至難の技でした。というか無理でした。

2002年/N504iS

Wikipedia:N504iS

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ N504iS

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via:nttdocomo.co.jp

僕がdocomoケータイへ復帰した名機。その惚れ惚れとするデザイン、涼しげなシルバー、見たことないほどの薄さ、カラーサブディスプレイ、そしてカメラ内蔵。どれをとっても当時最強のケータイでした。この機種が無ければ、暫くはJ-フォンだったかも。この機種に変えたばかりの頃、当時付き合っていた女の子に「J-フォンの人ってあり得ないよね~」と言われてドキッとしたのを覚えています。今思えば何だそれ。

2003年/SO505iS

SO505iSとは - はてなキーワード

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ SO505iS

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via:nttdocomo.co.jp

先程N504iSが最強だったと書きましたが、それは当時の事で、僕がiPhoneに変える以前のケータイの中で最も好きだった機種。リボルバースタイルといって横に回転スライドさせることで展開できる特殊な機種でした。開く時に鳴る「シャキーン」という音を無駄に聞いていた気がします。今で言うとTweetbotのSEのような感じでしょうか。そして何より他になかった「赤」という色。この時、N504iSに赤いスキンシールを貼ったほど無性に"赤いケータイ"が欲し買ったのですごく嬉しかったです。何気に今のiPhoneケースも赤。個人的には赤よりオレンジの方が好きなんですが、赤い小物は好きだったりします。他社にはないカッコよさがあり、ことごとくカスタマイズ性が低いのがSONY携帯の特徴でした。

2004年/P900iV

Wikipedia:P900iV

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P900iV

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via:nttdocomo.co.jp

初の「P」シリーズ、あんまり良いい思い出は無い。単純に"ハンディカム"のようになるのが素敵だなと思ったけど、殆どビデオ撮らなかったな、確か。「FF」がプリインストールされていたのには感動したけど、プレイしたことあるしほとんど遊びませんでした。僕にとって、初めてのSDカードが搭載できる携帯でした。初FOMAだった気もしますが、あんまり記憶に無いです。今でも家にありますが。

2004年/F901iC

Wikipedia:F901iC

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ F901iC

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via:nttdocomo.co.jp

妻と出会って初のお揃いで買ったケータイ。今みると変なデザインだ。指紋認証とか近未来な装置がついていたけどたいして使わなかった。Movaと比べてFOMAの反応速度が、軒並み悪かったのが嫌だった。でもこの頃はまだ携帯の進化にワクワクしていたと思います。

2005年/SH902i

Wikipedia:SH902i

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ SH902i

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via:nttdocomo.co.jp

2台目の妻とのお揃いケータイ。画質良し、音質良しと所有感を満たしてくれる良いケータイだった気がします。見た目が大人っぽくて好きでした。対して特別な思い出はありませんが、「プッシュトーク」というdocomo黒歴史のおかげで、プッシュトークボタンという邪魔ボタンが装備されていたのが大きなマイナスポイントでした。この頃から既にdocomoの瞑想は始まっていたように思います。妻も僕もこの機種は気に入っていたのですが、次第にフリーズが頻繁に起こるようになり、買い換えるしかなかったのが残念でした。

2006年/SO903i

Wikipedia:SO903i

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ SO903i

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via:nttdocomo.co.jp

3台目のお揃いケータイ。サブディスプレイ下にボタンがあり、閉じた状態で、ミュージックプレイヤーとして使えるのが良かった。カラーサブディスプレイに着うたジャケット画像を表示できたりとなかなか高機能で、音楽操作用のボタンが丁度この記事のトップにある画像のように綺麗なイルミネーションを演出してくれた。デザインも手触りも素敵な携帯でした。今でも使っている人を見ることがあります。でも残念なことに、ミュージックプレイヤーはiPodで事足りていた。

2007年/iPod Touch

Wikipedia:iPod_touch

携帯ではないけれど、iPod touchのおかげでケータイをバカみたいに買い換えることは無くなりました。そもそも今までのように、カラーになった! カメラがついた! などの大きな変化も無くケータイに固執しなくなっていた時期でもあります。2年縛りで初期費用を抑えるという販売方式も影響していたと思います。そもそもこれまでがおかしいくらい買い変えすぎていた。

2008年/HONEY BEE: WX331K

Wikipedia:WX331K

妻との遠距離恋愛に突入した時期。FOMAでたまテレビ電話もしてましたが、やっぱり高いので、WILLCOMの通話料無料に惹かれて購入。これは買い替えではなく、通話専用の2台目として持っていました。なんだかんだで初のストレートタイプでした。

2009年/iPhone 3GS

iPhone 3GS ケータイ Watch

Wikipedia:iPhone 

2011年/iPhone 4S

言わずと知れた革命的携帯電話iPhone。「あぁ、ケータイはメールと通話が出来ればいいや」とケータイに対する執着が極限まで無かった時に登場した画期的なガジェット。昔WILLCOMWindowsケータイが欲しかった時期もあったのですが、そういった高機能携帯の全てを過去のものにした。そう、スマートフォンは以前からあった。

スティーブ・ジョブズiPhoneを発表するときにこう言った「電話を再発明する」と。僕らは時代の変化を目撃した。

おわりに

僕は世界を変えるほどの技術も知識も無い。当たり前に過ぎて行く日常。そんな普通の日常を変えてくれる様々なガジェットたち。何でも無い日常を便利に、楽しく変えてくれるガジェットをいかに活用するのか。それを試行錯誤することは僕にもできる。のめり込み過ぎるのはよくないけれど、頼れるものは頼っても楽しくやっていきたい。そしてそんなものに頼らずとも幸せでいられる環境を築くのも大切だ。

僕の人生はガジェットとともにあり。これからもともにあり続ける。忘れた頃にまたここへ戻り、思い出そう。僕にとっての"携帯電話"とは、そんな"テクノロジー世界"への入り口でした。僕にとっての"テクノロジー"とは"冒険"そのものだ。そして、そのひとつひとつが新たな冒険への扉を開く鍵だった。それはまるで。あの道やこの道が何処まで続くのかも分からなかった、少年の日の淡い思い出のように。

では、また次回!