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プロジェクター機能付きビデオカメラ「HDR-PJ630V」

娘の誕生の瞬間を綺麗な映像に残したくて、ビデオカメを買いました。と言っても、僕が買ったのは一年前に発売されたSONYの「HDR-PJ630V」という機種。ブログに書くのも今更感。12月に生まれた子供ために、2013年の11月に買ったものです。底値ではありませんでしたが、年末商戦前ということもあり、発売当初10万近くしたものを6万で買えたので、かなりお買い得だったと思います。

今年開催されたCES(国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)では「SONYが4K撮影可能な家庭用ビデオカメラを発表した」というニュースもあり、新型も既に発売されているようですが、ビデオカメラなので一年くらい型落ちでも気にしない。いいものを安く買えたので満足です。

SONYのハンディカムにもいくつか種類がありますが、僕が買ったHDR-PJ630Vとそのひとつ下のモデルであるHDR-CX630Vの違いは“プロジェクター機能”が搭載されているかいないかだけでした。それによって“少し重さが増している”という違いもありますが、気になるほどではありません。

最初はCX630Vを買う気だったのですが、僕が買った時は何故かCX630VよりPJ630Vの方が安いという珍現象が起きていて、販売員の方に聞いてみると「たまにこういうことが起きるですよね〜」とのこと。よくわからないけど本来高い方が安いならいいじゃないかと、PJ630Vを購入。そんなことでもなければプロジェクター機能搭載モデルなんて買えなかった(妻の許可がおりない)だろうけど、これがまたとても良い感じで、僕も妻も満足しております。

撮影した動画をプロジェクター投影できるだけでもなかなかのものですが、僕がこれに惹かれたのは「HDMI端子の外部入力ができる」という部分。まだゲーム機の映像投影は試していないので、どのくらいの遅延があるのかは分かりませんが、天井に映画を投影し寝転んで観れるのは「最高」の一言。床から天井までの距離ではそこまで大画面になりませんでしたが、ある程度広い部屋の端から端に投影すると、100インチクラスの大画面を堪能できます。新型の「HDR-PJ800」はプロジェクターが更に明るくなって、200インチサイズの投影も可能なのだとか。

勿論純粋なプロジェクターとは比べるまでもないオマケ機能ではあると思いますが、「プロジェクターを買って家にホームシアターを作りたい」という男のロマンが、擬似的にでもビデオカメラを買ったついでに叶ってしまうなんて思いもよりませんでした。

あ、ちなみにPJ630Vを買った本当の理由はSONY独自の“空間光学手ブレ補正”という手振れ補正機能が、他メーカーと比べても圧倒的に良かったからです。ただ元値が高い。一眼レフ買って、ビデオもとなると流石に躊躇してしまいます。一番最初に買おうと思っていたのはCanonの「iVIS HF R42」という子供の成長記録に特化した機種だったのですが、時期的にSONYの空間光学手ブレ補正搭載モデルがかなり値下がりをみせ、結局SONYのハンディカムを買うに至りました。

そういえば久しく新しいSONY製品を買っていなかった気がしますが、やはりいい仕事していると感じます。サポートは相変わらず残念な感じですが。手振れ補正は文句無しに凄いし、画質もかなりいい。音もいい。真っ暗でなければ結構明るく撮れるのも嬉しい。笑顔を検出して写真も自動で撮ってくれる機能もなかなか良い。写真と違い、撮りまくると見返すことが少なくなりがちな動画ですが、自動で動画をコンパクトに編集してくれる「ハイライト再生」という機能のおかげで、見返すことが楽しいくらいです。