愛に生きるライオン

おもしろき世をことさらにおもしろく

最近のドラマは面白い

録画していた昨日放送のドラマ半沢直樹第9話を観ました。「今回も面白い!」とツイートしようと思ったけれど、代わりにブログに書いてみることにしました。毎回面白いけど、第一部と似た展開の繰り返しなのかなーと思いきや、そんなことは無く。まさかのどんでん返しの連続。同期の三人の結託で困難を乗り越えようとする最高のクライマックス。そして一筋縄ではいかないラスト。その勢いは止まらない。

次回の最終回も楽しみだ! 近は“生きること”を強く考えさせられる「Woman」というドラマも観ていましたが、「ドラマってこんなに面白かったっけ?」と、ちょっと感動すらしてしまっている僕がいます。だって日本のドラマや映画って「おかしなごり押しでキャストを決めたりする観る価値のないものでしょ?」と勝手に思い込んでいた節が僕にあったからです。

あまちゃん」などは全く観ていないので、最近のドラマがすべて面白いかは分かりません。それに最近までテレビを観る機会が少なかった僕が何も知らなかっただけでずっと面白いものだったのかもしれません。ただ、とにかく今のドラマは面白い。何より嫌らしさを感じない。因みに僕は普段テレビもドラマも全く観ませんが、何故か電車の中吊り広告を観て「この半沢直樹ってドラマ観てみたいな」と思い、1話から観始めることが出来ました。

そんな「マーケティングに力が入っているなぁ」という実体験のほかにも、原作とは大きく違ったタイトルの付け方、普通ドラマにはあって当たり前の主題歌が使われていないこと、話題作りのためのキャスティングがされていないことなど、相当な拘りのもと作られたのだろうということが強く伝わってくる作品です。

原作、脚本が素晴らしいのは勿論のこと、俳優人の演技も素晴らしく、制作サイドの都合で捻じ曲げられている不協和音を感じないのも、物語に浸れる要因なのだと思います。ドラマも痛快ですが、半沢直樹という作品の在り方自体が痛快。こんなに働くおじさんがかっこいいドラマが他にあるだろうか。最終回、最高の100倍返しを頼む! 半沢!!