人生初の一眼レフは“圧倒的なコスパ”と名高い「PENTAX K-30」に決めた!
この度、悩みに悩んで人生初のデジタル一眼レフカメラを購入しました! 僕が選んだのはPENTAXの「K-30」という機種。このK-30は去年の6月頃に発売されたカメラで最新の機種というわけではありませんが、コストパフォーマンスが非常に高く、機能的にも高品質なカメラだと判断し、これに決めました。
K-30との出会い
僕が初めてこの機種を意識したのは、K-30がリリースされた時期に流れていたCMを見てからです。俳優の向井理さんを起用するなどPENTAXの気合を感じるCMではあったのですが、ミーハー的なイメージで好印象というわけではありませんでした。ただ、そのCMが「どうやって撮影したんだろう?」と思わせる不思議なもの(K-30のレンズにCM撮影用のカメラのレンズがくっついているような)だったことから、僕はこのカメラを意識することになります。
CMの撮影方法が知りたくて調べていくうちに、その奇抜なデザインとカラフルなボディが気になり始めました。次第にそれが魅力的に見えてきて、「いずれ一眼レフを買うならこれがいいな」と考えるようになりました。ただ、このときはあくまで妄想の範囲で、一眼レフカメラを買う予定は全くありませんでした。
K-30を選んだ理由
それから暫くこのカメラの事はすっかり忘れていたのですが、子供が出来たことがきっかけで一眼レフカメラの購入を決意します。そこで真っ先に思い浮かんだのは、あのK-30。でもそもそも一眼レフについて何も知らない。そこで、まずはカメラについて調べることから始めました。調べていくと当然行き当たるのは「一眼レフと言えばCanon、Nikon」というイメージ。
一眼レフはレンズ交換式のカメラなので、レンズが豊富なこの二社を勧める声が多いのも分かります。勿論その二社のカメラも候補にありました。特に迷ったのは可動式のバリアングル液晶の有無と、発売されたばかりの一眼レフ最小ボディを持つCanonのEOS Kiss X7の存在。色々なシチュエーションを想像して、どんな機能が欲しいのか考え、悩み明かしましたが、最終的にK-30の鋭いデザインが僕の頭から離れることはありませんでした。
そして調べれば調べるほどK-30が外観だけでなく、機能面でも素晴らしい性能を誇るカメラだという事が分かってきて、いよいよ「これしかない」と思うようになりました。そんな風に自分の中でほぼ決まっていたのは確かですが、その後も店頭で触ってみたり、人に聞いてみたり、スペックの比較をしてみたりと、暫く悩む時期は続きました。寧ろ悩む時間を楽しんでいました。どんなものでもそうかもしれませんが、どのメーカーも選択肢に入るこの時期が、一番楽しいのかもしれません。
決め手
特に決め手となったのは、エントリークラスの価格帯では搭載が難しいとされる光学ファインダーの視野率が100%だということ。更に上位機種の装備だというデュアルダイヤルを備え。防滴、防塵、耐寒-10℃というどんなところにも気にせず持ち出せるタフボディも魅力です。他にもフルHD動画撮影が可能であったり、比較的小型で軽量であること、オーダーメイドで18色のカラーリングが選べること(僕はあえてブラックにしましたが)、別売りのアダプターがあれば単三電池が使用可能など、痒いところに手が届く機能が満載です。
▼色は受注販売のオーダーカラー15色に加え、ブラック、クリスタルブルー、クリスタルホワイトの3色が通常販売で、計18色から選べる。
因に、2013年5月現在の価格はボディのみで4万弱。僕の買った18-135WRキットでさえ7万弱という安さ。いろいろ見比べてみて、改めてこの価格で買える一眼レフとしてはかなり頑張っているということがど素人の僕でもなんとなく分かってきました。PENTAXの拘りをぎゅっと凝縮したような機能を備えて驚きの低価格。これがK-30を「圧倒的なコストパフォーマンス」と言わしめる所以なのです。
個人的に最後まで悩んだバリアングル液晶はありませんし、一眼レフの中では小型な方ではありますが、ミラーレス一眼のようにコンパクトでもありません。ただ、動きのある被写体を撮るならやはり、一眼レフに一日の長があるのだと聞けば、僕に選択肢はひとつしかありませんでした。子供は動き回るものです。
種類も多くて難しい一眼レフ選びですが、自分が何を撮りたいかということがイメージできれば、自ずとどれにすればいいのか見えてくる気がします。純粋に「ファインダーを覗いて撮る」という一眼レフらしいカメラの楽しみ方、醍醐味を追求したら、これほどうってつけの入門機もないでしょう。少なくとも「一眼レフが欲しい」と思う初心者が、この機種を選んで後悔することはないと僕は思います。
アンボックス
グダグダと前置きがながーくなってしまいましたが、ここからはK-30開封を行っていきます。写真はiPhone 5で撮りました。
▼一眼レフを買うのは初めてですが、意外と箱は普通なんですねー。
▼僕が買ったのはK-30 18-135WRキット。オールマイティに楽しめるレンズだそうです。
▼ボディの他、レンズの保険証もしっかり同梱されていました。
ボディ
▼これがK-30のボディ。初めての一眼レフなので、触るのもドキドキです。このグリップの深さもたまらん。
▼メーカー的にはミドルクラス、価格的にはエントリークラスとは言え、安っぽさは感じないしっかりした作りです。
▼構えた時に、前後のダイヤルが親指と人差し指の位置にピッタリで、操作性もGOOD!
レンズ
▼いくら本体が防滴でもレンズが防滴でなければ意味がありません。18-135レンズは簡易防滴仕様で、本体との相性もバッチリです。
装着
▼ドキドキしながらレンズを装着してみました。
▼見よこの勇姿!
▼やっぱりかっこいい! 買って良かったK-30!
付属品
▼ストラップ。
▼バッテリー、充電器。
▼USBケーブル。
▼花形フード。
あ、そう言えば。説明書やら、ソフトウェア用のCD-ROMも付いてます。
フィルム
▼液晶用のフィルムはKENKOのものをチョイス。
動画紹介
K-30について調べている時に参考にさせてもらった動画をご紹介。気になるのはその動画性能や防水防塵性能。テストは凄いけど真似はしたくない。
▼かわいらしい男の子が砂場でK-30を砂まみれに!衝撃の動画。
▼フルHD動画のサンプル。
▼日本のCMよりベタなCM。わかりやすい。
おわりに
去年のプリンターを新調した時も、有名どころのCanonやEPSONではなくbrotherを選んだりと、1位や2位を選ばない自分はつくづくひねくれてるなぁと思います。でも、あえて3番手だから選ぶなんて安直な事をしているつもりもなく、ちゃんと自分で調べて納得した上で選んでいるつもりです。(たまにハズレもひきますが)でも3番手は3番手だからこそ頑張っているという部分が確かにあって、1位にも2位にも負けずとも劣らない良い製品を生み出していることはままあります。僕はそういった熱意に惹かれているのだと思いたい。
そうそう惹かれると言えば、僕はPENTAXがPENTAX RICOH IMAGINGというRICOHの子会社が作っているカメラのブランド名だということを、カメラを買った後で知りました。そして僕がこれまで使っていたコンデジがRICOHのカメラだったことを思い出して、今回のカメラ選びは、意外と必然だったのかもしれないと思いました。思い返せばそのRICOHのコンデジもほぼ一目惚れで選んだ機種で、当時のコンデジにしては大口径の広角レンズがいかにもカメラらしく、メカニカルなシャッター音が心地よく、妻にも同じ物を勧めたほど気に入っていました。
K-30が実はRICOHの系列のカメラだと分かり、まるでデジャブのような自分のカメラ選びにも妙に合点がいきました。RICOHとPENTAXに同じ理念があるかどうかなんてわかりませんし、これは単なる思い違いかもしれません。でも僕の中でPENTAXは、早くも愛着のあるメーカーとなりました。よっぽどのことがない限り、これからもPENTAXのカメラに期待したいと思っています。先ずは使いこなせるようになって、家族の写真を思う存分撮りまくろうと思います!
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-30 ダブルズームキット [DAL18-55mm・DAL55-300mm] ブラック K-30WZK BK 15659
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2012/06/29
- メディア: Camera
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