愛に生きるライオン

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ブログを始めたキッカケ #myblogstart


Moleskineh by Amir Kuckovic

どうも、愛に生きるライオン(@Lioven)です。「4コマでわかる!ITのこと」主宰の@jun0424さんの「あなたのブログ始めたキッカケ教えてください」という企画にのっかろうと思って早数日。遅ればせながら、なんとか僕もこの企画に乗っからせていただきたいと思います。

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僕がブログを始めたキッカケ

僕がブログを始めたキッカケを思い起こしてみると、まず思い付くのはiPhoneを手に入れたこと。iPhoneを手に入れてからというもの僕の中での情報の捉え方が確実に変わりました。調べれば調べるだけ、快適に使う方法があり、それぞれの使い方がある。

その「それぞれ」という部分がポイントなんだと思う。

iPhoneは基本的に1機種しかありません。その中でユーザーは、アプリケーションを追加する事で思い思いの機能を追加していく。同じ機種なのに10人いれば十人十色、それぞれのiPhoneがある。同じ環境だからこそアプリも多いし、アクセサリだって多い。そしてそれによってユーザーは更に増える。みんながひとつのデバイスのリリースを心待ちにし、情報交換をし、一喜一憂する。これは他では味わえないiPhoneの魅力です。

そして初代iPod Touchを手に入れてからというもの、これでもかというくらい使い倒してきました。それはもうググるググるiPod TouchiPhoneに変えてからは、情報収集のの殆どがiPhoneからになり。そして、気付けばその大半がブログからになっていました。自分でも「携帯のホームページ」や「ブログ」をやっていた事もありますが、単純に日記をつけていただけだし、芸能人日記にも他人の日記にも興味がない。

そんなブログを「公開日記」としか捉えていなかった僕は、「個人ブログが情報源になる」ということが衝撃的かつ刺激的なことでした。ましてiPhoneの場合は、星の数ほどアプリがある。ネガティブな意見の多いAppStoreのレビューを見るより、実際に使ってみたという声を探した方が参考になるんです。考えればわかることですが「◯◯を買った」、「◯◯を試してみた」なんて情報は、本当に体験した意見した人の声を聞くのが一番です。

ブログの面白さを知ったのは紛れもなくiPhoneがあったから。

僕がiPhoneを手に入れて少し後に、Twitterが登場します。Twitter無くして僕はブログをやっていなかったと思います。Twitterは当初「ミニブログ」なんて呼ばれていたのですが、蓋を開けてみればネットの在り方えを変えてしまうほどの大きな存在でした。そんなTwitterも今では日本にも完全に定着し、日常的なツールの一つとなっています。芸能人のブログに興味がないのと同じく、Twitterで「芸能人とも繋がれるかも」なんてことも興味が無く、Twitterを通して「いつも見ているブログの中の人」を知る機会が持てたということの方が嬉しかった。ブログに対する興味はそこから爆発します。

結局、僕は「言いたがり」なんです。自分が知っていることを誰かに伝えることが好きだし、自分の拘りを声を大にして言いたい。好きなモノを好きと言いたい。だから昔から絵を描くのが好きだったり、バンドをやってみたり、公開日記としてのブログも色々やってきた。でも単純に友達に話したり、Twitterでツイートするだけではそんなに発展はしないし、面白くない。かと言って何をどうするわけでもない。日々自分の興味を調べては納得する日々。

それは仕事に直結することだったり、趣味に関することだったり、単なる笑いのネタだったりと様々ですが、自分が知らないことを調べて分かった時の嬉しさったらないんです。そして、いつしかそれを与えてくれる側になりたいと思うようになりました。ド田舎の低学歴が今の日本で生き抜くには、色々と努力をしなければならない。そもそも自分が低学歴なのは、学生時代に努力を怠った結果だと思っているので、それはそれでしょうがない。とはいっても今の世の中実力の世界だと思っているので、学歴なんだと言う事自体がナンセンスなのかもしれませんね。僕にとってはその覚悟をする以前の問題だっただけ。

でも、諦めるつもりもないし、負けるつもりもないのです。そのためには人一倍の努力を必要がある。自分が成長すること学ぶ姿勢を止めないためにも「自分が吸収したということで情報の流れを止めないこと」が大事だ。どうせ溜め込んだところで、端から忘れていくだけなので「アウトプット」を習慣化する為に、普段カラッポな頭を少しでも鍛え直すために「ブログを継続して書くことは身になる」と思う。

そしてブログを通して自分に無い物を持っている人にたくさん出会って、一処に立ち止まらないこと。そんな大層な理由を挙げようと思えばいくらでも挙げられますが、要はたくさんのブロガーさんの記事を見ていたら「ブログに大きな可能性を感じて、居ても立ってもいられなくなった」という単純な動機でもあるんです。

今ブログに思うこと

個人だろうが、有名だろうが関係なく持てる自己表現の場であり、その人の色を強く反映する場所。その人なりの人生を映す鏡になり得る場所。そして全てを内包してくれる場所。ブログに対して昔と全く違う考えなのは「ブログを書く人は多ければ多いほど良い」と思っていることです。その人なりの考えや知識というのはそのその人だけのものです。だから誰でもブログを書くべきだと思うし、そうすることで繋がりも持てる。なんとなく書いた記事でも、それが何処かの誰かの助けになるかもしれない。

作品を作っているなら公開すればいい。何かを売っているのであれば宣伝すればいい。思うことがあれば書けばいい。聞いてほしいことがあれば書けばいい。その実験の場でもあり、練習場所でもいい。自分を確立させるための足場でもあり、活動の拠点。それが今の僕が思う「ブログ」。結局は書く人によるし、ブログは数ある表現方法のひとつでしかない。でも今は「始める」、「続ける」ための最良のツールだと思う。「他人のブログなんて」と思っていた頃と比べると、随分プラスに捉えることができるようになりました。

僕が影響を受けたブロガーさん

最後に僕が多大な影響を受けたブロガーさんを紹介させてください。iPod Touch時代に、唯一と言っていいほどの完成度を誇ったペイントアプリ「Brushes」に作品を提供されるなど、クリエイティブ系のアプリを語らせるならこの方の右にでる者はいない、「iPhone Painters Japan(現:iPad Creator)」のNecojita(@necojita)さん。

僕がNecojitaさんの次にたどり着いたセンスしか感じない「このひとのブログだから見るブログ」、「#RyoAnnaBlog」RyoAnna(@ryoAnna)さん。

Evernoteの使い方を調べていて見つけた「馴染みある業界用語を駆使するキーパーソン」、「OZPAの表4」OZPA(@ozpa)さん。

僕がScanSnapを購入した際に、たまたま旧ブログでのブロガーデビューを目の当たりにした、「おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?」うしぎゅう(@ushigyu)さん

その他多大な影響を与えてくれたブロガーさんは多数いらっしゃいます。ただ、「僕がブログを書こうと意識するに至った方々」を絞るとするなら上記の4人の方に絞られます。多くの方の素敵なエントリーの上に成り立つ僕のブログ。僕のブログが今後どう展開していくかは僕にも分かりませんが「ずっと続けていきたい」これだけは変わらずにいたいと思っています。

僕にとってブログが人生の全てというわけではありません。ですが、ブログを通して知った知識や、ブログを始めたことによってできた仲間。僕が感じた可能性を間違いないものと確信させてくれるだけの変化は既に目に見えて現れています。何より僕は「人生やったもん勝ち」、「楽しんだもん勝ち」だと思っているので、人生を楽しむための足掛かりになればいいなと思っています。

おわりに

今回ブログを始めたキッカケを書くにあたって、ブログに時間がとれていなくて書けいなかったり、文章を書けば書くほど納得できなかったりと、頭がグッチャグチャになりました。もっと考えを素直に文章化出来るように書いているはずなのに全く成長できていない。そんな苛立ちもありました。

でもこの葛藤こそが成長につながるんだと自分に言い聞かせて、この企画への参加とさせていただきました。良いキッカケを与えてくださった@jun0424さんに感謝です。

追記:7/9

7/9日、この「#myblogstart」の企画にあのAppBankのAppBank氏が参加されているのをみて、そのサクセスストーリーに少し感動していました。

iPod touchを手に入れた後だったか、iPhoneを手に入れた後だったかは忘れましたが「AppBank」というサイトには凄くお世話になりました。早くからiPhoneの情報を取り扱ってきたAppBankさんが、影響を受けたブログ/ブロガーに入っていないのは単純にAppBankが個人サイトではないからです。でも、上記の記事を読んでいてふと思い出したことがあります。

「僕はAppBankさんに寄稿したことがあったんだ」と。その当時は、iPhoneに関わる仕事がしたい一心でバイト募集に応募したのですが、まぁお察しの通り採用には至りませんでした。でも、iPhoneが好きなんだ! という気持ちをぶつけて、寄稿した記事を掲載してもらえたということは、当時ブログを書いていなかった僕にとってブログを書くキッカケになったことは間違いありません。

僕が寄稿した記事には、当時の募集内容や当時のAppBankさんの状況などのリンクがそのまま残っていて、それもまたグッとくる思いがありました。この寄稿がなければ、もしかすると僕はブログを書いていなかったかもしれない。そう思うと、これを追記せざるを得ないと思いました。ありがとうAppBank!

僕の人生初の寄稿記事。当時住んでいた街の写真がシッカリ写っている。すっかり忘れてしまっていた当時の気持ちを思い出せたのもこの「企画」ならではだと思います。これからもブログを続け、自分らしさを追求していきたいです。では、また。